もし糖尿病になったら・・・

これだけは知っておきたい!薬物療法の副作用とその予防法

糖尿病の薬物療法は、飲み薬とインスリン注射ですが、そのどちらも血糖値を下げる作用がありますが、
どんな薬でも作用があれば副作用があるように、これらの糖尿病の薬にも副作用があります。


糖尿病の薬だからこそ起こる特徴的な副作用もありますが、治療を始める前には医師から副作用について
十分に説明がありますし、その対処法を知っておけば必要以上に怖がることはありません。


飲み薬とインスリン注射のどちらにも共通して起こりうる大きな副作用は「低血糖」です。


まずは、ぜひ知っておいていただきたい低血糖について少しお話します。


低血糖とは、薬物療法が効きすぎた場合に起こる副作用のことで、血糖値が低くなる状態の
ことをいいます。血糖値をコントロールするためには、低血糖のリスクは避けて通れません。


低血糖の初期症状は、動悸や発汗、手の震えなどが起こり、ほおっておくと意識がなくなったり、
ひどいと意識がなくなり昏睡状態になることもあります。そのため、低血糖になることをとても
心配する人もいらっしゃると思いますが、実際は意識がなくなるほどの重症な低血糖が起きること
はまれなケースです。


低血糖は、医師から指導された食事療法や運動療法、薬物治療を行っていればそのリスクを下げる
ことはできますし、もし初期症状が現れても、すぐにブドウ糖などの糖分を食べれば血糖値の低下を
防ぐことができ、症状は治まってきます。


でも、症状が良くならなければ必ず病院を受診するようにしてください。
低血糖にならないためにも、薬物療法を行っている方はいつもブドウ糖を持ち歩くようにしましょう。


では、飲み薬とインスリン注射のそれぞれの主な副作用をご紹介します。



飲み薬の副作用


飲み薬で使われる主な薬の副作用をご紹介します。


「スルホニル尿素薬(SU薬)」
すい臓のβ細胞を刺激して、インスリンの分泌を促進させ、血糖値を下げる効果がある薬です。
・低血糖
空腹時に血糖値を下げる特徴があり、服用後、食事を摂らなかったり、服用量が
多すぎると低血糖を起こすことがあります。
・体重増加
空腹感が強くなるため食べ過ぎてしまいがちになり、体重増加につながりやすく
なります。


ほかにも、長期間飲み続けると、効果が弱まってくる「二次無効」の状態になることもあります。


「速効型インスリン分泌促進薬」
SU薬と同じく、すい臓のβ細胞を刺激してインスリンの分泌を促進させて血糖値を下げる薬です。
・低血糖
服用後すぐに効果があらわれるので、食事が遅れると低血糖を起こすことがあります。



「DPP-4阻害薬」
食後の血糖値が高いときに、インスリン分泌を促進し、血糖値を上げるホルモン「グルカゴン」の
分泌を抑えます。
・胃腸障害
胃の内容物の排出を抑制したり、食欲を抑える作用などがあるため、胃腸障害を起こすことがあります。


この薬だけでは、低血糖のリスクがとても少ないのですが、SU薬との併用で重篤な低血糖のリスクが
ある場合がありますので、とくに注意が必要です。



「チアゾリジン薬」
主に筋肉や脂肪組織といった末梢神経でインスリンの効きを良くし、血液中のブドウ糖の利用を
高めて血糖値を下げる薬です。
・むくみ(浮腫)
薬の働きで、体の中の水分を尿として外に出さないようにする作用があるため、体内の血液量
(循環血しょう量)が増えてむくみが現れることがあります。この循環血しょう量が増えると、
心臓に負担がかかるため、心不全の方は投与が禁止されています。

・肝機能障害
肝臓で主に薬が代謝されるため、肝臓の働きが低下している場合、肝機能障害を起こすことがあります。

・体重増加
脂肪細胞ぼ分化が促進され、小さい脂肪細胞の数が増えますので、食べすぎや運動不足になると、
その細胞が肥大化し、体重増加につながります。むくみも体重増加の要因になります。



「ビグアナイド薬(BG薬)」
肝臓で糖を作って血液中に送り出す働きを抑えたり、消化管からの糖の吸収を抑え、筋肉や脂肪組織で
ブドウ糖の取り込みを促進させて血糖値を下げる薬です。

・乳酸アシドーシス
高齢者の方や肝臓・腎臓・心臓の悪い方が服用すると、ごくまれに血液中の乳酸が増え、吐き気や
けいれんを起こして昏睡状態になる乳酸アシドーシスになる危険性があります。
そのため、このような方には投与できないことになっています。
乳酸アシドーシスの症状としては、食欲不振、吐き気、嘔吐、下痢などで、進行すると過呼吸や
低血圧になり、昏睡状態など重篤な症状を引き起こします。



「α-グルコシダーゼ阻害薬」
糖やデンプンなどを分解する分解酵素(α-グルコシダーゼ)の働きを妨げ、小腸でのブドウ糖の
吸収を遅らせて、食後の急激な血糖値の上昇を抑えます。

・おなかが張る、便秘、下痢
腸内でガスを発生させる働きがあるので、おなかが張ったり、おなら、便秘など消化器系に副作用が
出ることもあります。


この薬だけで低血糖を起こすことはありませんが、ほかの薬と併用すると低血糖になることがあります。


*薬はたくさん飲めば飲むほど血糖値を下げるものではありませんので、自己判断で量を増やしたり
飲むのをやめたりすると、病状が悪化することが考えられます。
そのため、医師に処方されたとおり、毎日決められた時間に決められた量を服用することが大切です。



インスリン療法の副作用


インスリン療法は、確実に血糖値を下げるとても有益な治療法ですが、やはり能薬ではなく、
注意したい副作用もいくつかあります。


・低血糖
インスリン注射は、血糖値を下げるインスリンそのものを注射しますので、飲み薬に比べたら
血糖値の変動が大きく、低血糖になるリスクも高くなります。特に次のようなときに低血糖に
なりやすいので、要注意。


 ・インスリン注射の量や回数を間違ったとき
 ・食事がいつもより遅くなったとき
 ・下痢をして栄養素がうまく体に吸収できなかったとき
 ・激しい運動をしたとき


・体重増加
インスリンは体の中でタンパク質や脂肪を作り、脂肪を体に蓄積させる働きがあり、脂質代謝にも
悪い影響を及ぼすこともありますので、食事療法や運動療法を怠ると体重が増えることがあります。


また、インスリン注射で血糖値のコントロールがうまくいくと、油断して食事療法と運動療法が
おろそかになり、結果、体重が増えることも。低血糖になるのが怖くて、必要以上に食べたり
することも体重増加につながりますので注意しなければいけません。


・インスリンアレルギー
まれにインスリンに対してアレルギーを起こす方がいらっしゃいます。
主な症状は、インスリン注射をした皮膚が赤く腫れたり、痛みやかゆみなどですが、症状が出たらそのまま
放置せずに、早めに医師に相談するようにしてください。


ほかにも、動脈硬化を促進させる恐れや、血圧を上昇させる恐れなど、人によってはさまざまな副作用を
もたらす可能性があると指摘されています。



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